2009年07月03日

戦艦大和ノ最期

最近、実家に呼ばれたので行ってみると、子供の頃の通信簿や様々な学校関係の書類がどっと出てきたらしい。

家に持ち帰り、懐かしく広げる。

通信簿に関しては、絶句。本当に落ち着きのない子だったんだなぁ、と通信欄を読んでの感想。

小学校6年生の通信簿に、読書が好きでいいことですって先生からの言葉。

俺、小学生から本なんか読んでたんだ・・・。そう思った。

 

高校生の時に600冊超を図書館から借りて卒業式で表彰されたことがあった話は前にどこかで書いた。

ほとんど授業中に読んでいたのでおかげで大学には行けなかったけど、その代わりとても大きな表現力、感受性、文章力が身につき、今の自分を作り出している。

 

今回、驚いたのは中学生の時から本ばかり読んでいたこと。中学校の図書借り出しカードがたくさん出てきて、数えてみると300冊近い本を読んでいたのだ。あれ?俺はそんな子だったっけ?

学校が終わったあとは悪友と遊んでばかりいた記憶しかないから、いつ読んだんだろうと疑問に思ったが、すぐに授業中に読書していたことを思い出して一人で失笑。まあ、成績悪いわけだと納得。

 

 

カードの本の名前を見れば、読んだことある本だという記憶はある。

だが、高校生の頃の記憶と相当ごっちゃまぜになっていた。

 

一つ、気付いたのは中学生の時は、戦争物の本が本当に多かったこと。

確かに戦争物の勇ましさや空しさ、やりきれなさの世界に没していた時代がある。

今の僕の中には、人間という生物に対するどうしようもない絶望感が揺るぎなくある。

これは間違いなくこの読書時代に確立された。

 

カードの一つの題名に、なぜかもう一度読んでみたくなった本があった。

吉田満の「戦艦大和ノ最期」

そこでブックオフで探して買ってきて、昨晩3時間ほどかけて読んだ。

 

読んで思い出したのだが、中学生の時だけでなく、高校生の時にも読んだことがある。

特攻という現実を前に、生きる男の物語に何度も目頭を濡らし、感動を覚えた記憶があった本だ。

だけど、今の自分はそう思えないだろう。そう思ったから買ってきたのだ。

そして、読後はやはり怒りに包まれた。

戦争への嫌悪的な怒り、アメリカへの怒り、無謀な作戦への怒り、そんなものではない。

あの先の戦争であれだけの悲しみと憎しみを生み出し、そして何も得ていない今の人類への怒りである。そして人間という愚かな存在に対する怒りである。

 

昨日は全国の代理店が集まるとても重要な会議で、心身ともに疲労していたのだが、あまりの我が身の怒りに一睡もできなかった。

我の感受性、未だ烈火の如く。

 

今まで人に読書は勧めたけれど、この本を読めというような感じで強く薦めたことはあまりしなかった。

自分が感動した本だから他人も感動するというのは間違っている、と考えるからだ。

むりやり読まされたってその人の血肉にはならない。

人と本の出会いも、人と人の出会いも変わらない。

人生を力強く生きる人は、必ず良書との出会いがある。

必要な瞬間に良い本と出会う人は良い人生を生きる。

だけど、あえてその禁断を破ろう。

 

梅雨の一時、考えてみて欲しい。

64年前の日本の海に散った男達。

彼らが描いた未来は、今のこんな日本だったのか。

 

日米両国の死者に合掌。


 



proodor at 10:39|PermalinkComments(0)clip!人生観 

2009年07月01日

弊社酸素クラスター除菌・脱臭装置「STREAM型」の無料点検について

先日、弊社酸素クラスター除菌・脱臭装置「STREAM型」の異常により発煙・発火事故が発生しました。

弊社としまして、いち早く原因の究明を行うと共に、当該機種の点検を進めております。

本件に関する詳細はこちらをご覧ください。

本件につきまして、関係各社の方々にはご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。並びに今後の再発の防止に全力を尽くす所存です。

なお、現在、サービスセンターの総力で無料点検を進めておりますが、本事故機と同様の状態にある危険なケースは出ておりません。

異常な発生音、煙、火花等が出ていない場合、正常に稼働していると思われますので、安心して使用してくださいませ。



proodor at 18:34|PermalinkComments(0)clip!脱臭装置のお話 

消臭剤 部屋に置くタイプは本当に効くのか?

今日行った現場での話。

火災で焦げ臭くなったオフィスビルの消臭対策。

部屋中に、某社の置き型消臭剤が何十個と置いてある。

効かなかったら返金保証という謳い文句のやつだ。

「少しは効きましたか?」

訪ねると担当者は首を横に振る。

奥に行くと空気清浄機が5台。

こちらも最近盛んにCMをやっているイオンで空気をきれいにするってやつ。

「これもダメですよね。」

「そうなんだよ。」

そんな会話をした。




どんな物事もバランスってものがある。

質量保存の法則、物質収支の話。エネルギー保存の話。

建築現場の人は日頃色々なものを作っているだけに、たいていのことについては、このバランス感を失わずに工事や施工ができるのだけど、これがニオイの問題となると途端にバランス感を失う。

やはり目に見えない、というのが大きいのだろう。

ススだらけの火災現場に、置き型の消臭剤を何十個と置く。

実はまったく効果は発揮されない。

火事で燃えている家に向かって、霧吹きで水をかけるようなもの。

洪水で流されそうな家を救おうと、玄関に土嚢と何個か積むようなもの。

やらない方がマシという対策。


しかし、現場に行くとそんな対策をした後が山ほどある。

それでうまくいかないからカルモアがあるのだけれど。



火災現場の臭気対策は本当に難しい。

できれば、最初から相談してくれれば本当に安上がりなのに・・・。

そんなことを考えたやりきれない現場。

もっと建築業界の人に認知度があれば・・・ね。

2009年06月24日

厨房排気臭対策 in韓国ソウル

韓国からの臭気対策依頼が毎週数件飛び込んでくる。
韓国だけでなく、中国にタイにマレーシアなどなどからも問い合わせが来る。
アジア全体で数えると結構な数になる。

現在、カルモアには臭気対策コンサルタンテーションができる人間は9人ほどしかいない。臭気対策のコンサルテーションは極めて難しい仕事の一つ。

1.現状、問題になっている臭気はどの排気か。
2.その排気はどの技術が適しているか。
3.どのような設計・運転設定で性能が維持できるか。

一つの脱臭技術に詳しい人は結構いるが、数多い脱臭技術に精通し、最適な技術を選べる人はほとんどいない。

これはほとんどの脱臭装置メーカーが単一もしくは2つ程度の技術しか保有してないからである。

カルモアは燃焼技術から触媒燃焼、吸着、洗浄、消臭剤、セラミック、オゾンなどなど非常に広範囲な技術を保有しており、それぞれの専門家がいるのだけど、お客様に接する臭気対策コンサルタントはその全てについて習得しないとなれない。

だけど、だからこそ、失敗しない脱臭装置の導入が可能になるのだ。

なお、ここに書いてない技術についてはどう思うかと聞かれると、あまり良い評価はしていないから採用していないと考えていただいていい。

この業界には『画期的!』、『お墨付き!』みたいな鳴り物入りの技術がたくさんあるが、ほとんど気休めにしかならないものがたくさんあるのである。

公取委の排除命令をもらったスメルキラーや銀イオン系の類はほとんどがそうである。銅の洗面器をお風呂におくとお風呂のどこにもカビが生えない、なんて冷静に考えればあり得ないんだけど、CMというのは画像や映像で巧みにそれを画期的な何かにしてしまうのである。

家庭用の商品であれば、数百円程度の損ですむけど、業務用、産業用だと数千万円の装置がまったく効果を発揮していないという笑えない話がいっぱいある。

現在、23区の某商業ビルから依頼を受けている仕事は、厨房排気臭の脱臭装置がまったく効果を発揮せず、隣のビルからクレームが発生し、対応に苦慮しているというケース。このケースでは光触媒方式の脱臭装置が導入されていた。光触媒という技術は決して公取委に怒られるような嘘っぱちの技術ではない。

が、脱臭には量対量の問題が必ずある。排気される臭気に対してそれ相応の光触媒、および光線を出さないと処理等量は得られないはずで、今回のケースはあまりに貧弱な装置が付いていたのでクレームになった。

「最初は良かったんだけど・・・」
これは多くのお客様がおっしゃる言葉。
光触媒は充填剤に活性炭やセラミックを使うので、ある程度の吸着脱臭効果がある。性能を見極めるのは最低でも3ヶ月経過後。そこでニオイが出ているようだったらただの活性炭で良かったのかもしれない。

安い装置を買うと高く付く。

それはどんな技術もそうだが、脱臭装置はその典型でもある。

ちなみに我が社は、そのクレームを出さないための設計を行うのでどうしても値段が割高になる。理解してくださるお客様ばかりではないのがつらいところ。



さて、今回、韓国有数の商業施設の臭気対策。

原因は調べるまでもなく、厨房排気臭ということで屋上にお伺いすると

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ニオイは韓国料理のスパイスが効いた厨房排気。
すごい油の量と聞いていたけど、そうでもない。日本と同じレベル。

だけど、どこかで嗅いだことある香り。

と思ったら、日本のある脱臭メーカーの消臭剤箱が。
香りがあるタイプで消臭効果もあるらしいのだが、お客様曰く
「良くなった感じはするが、苦情は変わらない。」

こういう話本当に多い。
確かに安く済めばいいし、これでうまくいく現場もあるのだろうけど・・・。


苦情主との距離は100mほど。
臭気濃度は測定していないが、感覚で2000〜5500ほど。
排気風量がとても大きく、120,000CMHあるので、苦情になってしまうのだろう。臭気濃度で90%程度落とせば確実に苦情は防止できそう。

一緒に同行したエノモト君と一緒にさくさくっと概算設計。

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その後、中央司令室で打ち合わせ。
総額を聞いたら担当者も腰を引いていたけど、ここまで取らないと臭気苦情は止まらないと考える。

結果はそのうち。



2009年05月29日

消臭剤マイクロゲルの韓国進出

先週は、韓国に出張。

環境団体の講演会やRTOのメーカー担当者、そして3カ所の工場の臭気対策指導を行った。

韓国も世界金融危機の影響を受けて経済は下降線。

その中でも住民の意識向上を受け、悪臭苦情は増加傾向にあり、企業としても何らかの対策をやっていこうという意志が強くなってきた感じである。

 

講演会やRTOメーカーさんについては省略。

 

一ヶ所目はアスコン工場。

排気臭の臭気はアスファルト臭とLNGガスを燃焼させた臭気。嗅いだ感じでNOXが強いと感じた。200ppmくらいはあるような感じ。

その燃焼臭気は35mの煙突から排気しているのだけど、その先の住宅地で苦情が発生。被害者の会まで結成されている状況。

過去、日本の他社製消臭剤を使っていたのだけどどうにも苦情が止まらないので、他を探していたところ、近隣の同様の工場で消臭剤マイクロゲルを使用しているのを見てうちでも使ってみたいという申し込み。

申し込みがあってからは日本と韓国でメールを交換し合い、消臭剤スプレー設備一式についてリエンジニアリングしてもらい、マイクロゲルに最適な状態に設定。

200kgドラム缶×2缶と共にようやく現地入りした次第。

 

今回は三点比較式臭袋法のパネル道具一式を持ち込み、嗅覚測定による臭気濃度、臭気指数の算出を行った。

臭気判定士は僕一名で、パネルが3名だったので正式には公定法ではなく、簡易法といった方が良い測定。

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結果は1回目が臭気濃度5000が500に。2回目は5000が1000になった。

平均して80〜90%の脱臭効率。

アスコン排気スプレーノズル部

 

 

 

 

 

 

 

消臭剤を噴霧するだけでこれだけの脱臭効率が出るのはおそらくマイクロゲルだけではないかと個人的には思う。

お客様も大満足してくれたようで、本当に良い仕事になった。

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写真は煙突の中の様子。

非常に細かいモイスチャーミストがトルネード上に煙突内を駆け上がる。

この細かいミストを撃つのが消臭剤を効かせるコツ。

 

 



2009年05月11日

臭気判定士 VS アルコール洗浄

ひげ剃り機では世界的なブラウン社から電話。

もしかして、あのモーニングレポートに出演!?

って思ったんだけど、残念ながらそうではなくてブラウン社の新製品のアルコール洗浄力のテストを臭気判定士という立場から色々な判定とご意見をお願いしたいということでやってきた。

 

ぜひ見てやってください。

右下のリンクから見られます。

http://www.brauncp.jp/

 

 

さて、また資格とは全然関係なさそうなソムリエのようなことやってるけど、これには理由がある。

 

臭気判定士とは、本来は悪臭防止法に則り、排出される臭気を測定する資格。

しかし、他に適する資格がないことから、ニオイに関する様々な仕事や取材を依頼されることが多いのだ。

そんなわけでテレビ、雑誌、ラジオ、WEBと様々なメディアに出て、臭気判定士という資格の啓蒙に励んでいるわけではあるが、現状は誠に残念ながら、とある資格関係の雑誌にまったく稼げない資格と書かれてしまうほどの状態。

おそらく、僕や事件簿の石川さんやニオイ刑事さんがTVでアピールしていなかったとしたら、まったく知られていない国家資格だったんではないかと思う。

僕は非常に面白い仕事だと思うけど、嗅覚という性質がどうしても経験がものを言う仕事であり、資格を取ったところで嗅覚測定のオペレーター以外に何ができるわけでもない。

まあ、それが資格なので何も問題ないのだけど、要するにメディアやお客さんはそこから先の仕事を求めているってことであろう。

そんなわけで頑張ってやってるのだ。

 



2009年05月01日

総力報道!THE NEWS

花粉の季節が終わり、暖かくなってくるとテレビ取材の季節になります。

先々週くらいから各局から取材依頼がボツボツと来始めました。

テーマは例年通りの体臭や生ゴミのお話しから、昨今のニオイビジネス事情といったビジネス的な視点まで。後者は昨年のガイアの夜明け出演以降、雑誌社やテレビ局に、本当に多くのお話しをいただき、業界の発展へ少しでも貢献していることが嬉しく思えます。

 

昨日はテレビ取材の対応でした。

総力報道!TheNEWS様より、ニオイのビジネスの最先端、ということでの取材となりました。

 

社内の仕事の様子などを撮影して、

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夕方からは店舗の臭気調査の映像を撮影。

実は最近も相変わらず工場の臭気対策ばかりで店舗の臭気調査は専門のチームに完全に任している状態。

店舗の臭気調査は久々でしたが、昨年のガイア同様の一発解決。

これは本当に気持ちいいです。tbs

 

 

 

 

 

 

掘りごたつの下から低級脂肪酸が漂っていました。

足のにおいと同じニオイなので、足のくさい人が利用した様な感じもあり、床面は実際に相当ニオイが染みこんでいる状態。

それを消臭剤ですぱっと除去したらすごく快適に。

しかし、かすかにまだニオう・・・。むむむっと探すと見つけました。

小さな穴。

床下につながる小さな穴から同じような臭気が侵入しているのです。

支配的な低級脂肪酸臭の中に、わずかににおう硫化水素とコショウのニオイ。

厨房の雑排水の排水臭が床下にこもっているのです。

とりあえずは応急処置で小さい穴を防ぎ、一件落着。

これで美味しい料理を美味しく食べられる環境になりました。

詳細はニュースをご覧ください。

 

ちなみに本日は日本テレビのクイズ番組の収録です。

ニオイセンサーの方が主役なので画面に出るかどうかはわかりません。

 



proodor at 16:54|PermalinkComments(0)clip!テレビ出演 

2009年04月25日

韓国における臭気対策

韓国における臭気対策の問い合わせが最近非常に多い。

日本の臭気対策大手は、おおかた韓国進出をしており、カルモアも2008年に韓国に代理店を作って啓蒙に励んでいることもある。

現在、韓国で主流の臭気対策は、化成工場や屠殺場、養豚、養鶏業界など、日本では1980年代に盛んに臭気対策が行われてきた業界からが多い。

日本のちょうど20年遅れを進んでいる感じである。

臭気対策は非生産性設備なので、問題意識がない限り、設備投資は始まらない。

そういう点で、韓国の人々の意識がようやく臭気に関心を持ちだしたのだろう。

 

 

いつも書いているが、環境ビジネスはどこの国も同じ過程をたどる。

まずは、健康と安心がテーマとなるビジネス。そう、公害対策だ。

人々の生存に関して、安心できる環境を作るビジネス。

日本では1960〜70年代に公害が問題となり、そのビジネスが大きく発展してきた。

しかし、その対策技術が確立しても、中国やベトナムなど現在、高度成長期にある国は公害対策は行わない。

人間は愚かな動物だから、一度失わないとその大事なものに気付かないのだ。

そういう点で、昨年頃から、ようやく中国が公害対策に力を入れだしたのは嬉しいことである。

 

そして次に栄えるのが、目に見えるものを綺麗にしたいというビジネス。

ゴミや汚い川などを元に戻す。

ある程度豊かになってくると、その失ってしまったものを取り戻すために、人々は多額のお金を投入して、昔の環境を取り戻そうとする。

それが終わって、初めて身近な環境に負担をかけないで豊かな生活ができるという状況。

今の韓国、台湾、香港がそうだろう。

日本は1990年代にそこに突入した。

 

そして、それも終われば本来は昔のままになるはずなのだが、人間は欲深い。

 

人々は今度は生活空間から不快なものを排除しようとする。

ゴキブリなどの虫の排除やカビや雑菌、そしてニオイだ。

これらはあったとしても我慢すればいい問題ばかりである。

しかし、豊かになった人々はこれを許容できない。

その一つ、臭気苦情という文化が始まり、企業は臭気対策にお金を投じるようになる。

 

 

臭気対策の夜明けを迎えているのがまさに韓国なのである。

そんな一つ、日本では1990年代にはほぼ臭気対策が終了したアスファルト工場の臭気対策。

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付近の住宅街から臭気苦情が出て、行政が動いているという点で日本と変わりない。

 

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日本における最新の臭気対策技術や考え方について講演をさせていただいた。

 

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アスファルトの臭気対策と言えば、昔はスクラバーでやるものだったが、今の日本にはマイクロゲルという素晴らしい技術がある。

 

油煙の排気に消臭剤を噴霧するだけで臭気濃度で80〜90%程度を低減することができる。

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こちらの写真はセミナー後に、先方で設置した消臭剤噴霧装置。

日本より合理的だ。要するにきちんとスプレーできればどんなものでもいい。

臭気対策はニオイを取ることが目的なのではなく、悪臭苦情を止めることが目的なのである。

・苦情にならない程度までニオイを取ってしまう。

・苦情になりやすいニオイだけ取ってしまう。

今の最先端の技術を用いれば驚くほど低コストで悪臭苦情が解決してしまう。

 

もちろんそれには高度な知識と豊富な経験が必要である。

我が社にもそれができる臭気対策コンサルタントは10人くらいしかいない。

おかげさまで、この不況にもかかわらず日本中、世界中を飛び回っている。

 

今の段階では苦情がないらしいが、梅雨を迎えるこれからが苦情の季節である。

苦情が止まるといいなと日本から願っている。

 



2009年04月18日

更新

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臭気判定士は正常な嗅覚が必要なため、5年ごとの更新の度に嗅覚検査を行います。
 
試験は簡単なもので決して特殊な嗅覚を必要とされることではありません。誰でも嗅いだことがあるようなニオイを五本の紙の棒のうち2本にそれを塗り、正解を当てるだけです。
 
今回、資格を取ってから3回目の更新です。僕は資格番号が0004番で栄え?ある一期生ですので更新後は番号の末尾に着く記号がCからDになります。
 
 
 
masa-chi 



proodor at 11:07|PermalinkComments(0)clip!脱臭装置のお話 

2009年04月11日

僕たちは春の中で

僕たちは春の中で、桜が散りゆく街を眺めながらとても心を痛めていて。

この厳しい時代に仕事をやっていると、人の心の哀しさに触れる瞬間が何年かに一度かあって。

 

人の事業の真似しかできない寂しい人。

共に支え合った人を簡単に裏切る愚かな人。

人の道に外れてまでして掴んだお金は簡単に離れていくのに。

そしてあなたは自分の人生まで手放すのか。

 

過ちをいつまでも繰り返す。

自分のくだらない欲望のために、妻も会社も共に闘った仲間すら捨てる人は、そんなものよりはるかに大事なものがこの世にたくさんあることをまったく知らない。

 

春の中のとても悲しい闘い。

だけど、命の輝き、情熱の炎、深い愛情。

僕たちの鮮烈なまぶしさを見せてあげよう。

それが僕の最後の恩返し。

あなたは今の僕のように輝けたはずだ。

だけど、あなたは暗闇に生きることを自ら選んだのだ。

 

 

だけど、人はなぜいつもこんなに悲しいものなんだ?

この先50億年しかない地球の未来を考えれば、僕たちの人生など、人の一生のたった一回のまばたきのみたいなものであろう。

その短い一瞬ですら、腐り、奪い、憎み、恨む人間。

その愚かさに僕は若くして絶望した。

だけど、その絶望の中からつかんだ無情の人生観が、皮肉にも僕を押し上げ、今の僕を生み出し、これからの人生を生み出していくんだろう。

 

そしていつかまた悲しみに触れて。

 



proodor at 02:52|PermalinkComments(2)clip!人生観