2009年11月25日
ありがとうの心
ありがとう、という心は人間にとって一番大事なこと。
金融不況だ、大恐慌だと多くの人に余裕がない今日この頃だけど、そんな中でこそ大事にしたい気持ち。
カルモアは年に1回、社内会議でサンクストピックスというのを行う。
毎月、社内会議で各チームが自分たちの成果やテーマなどを発表するトピックスという時間があるのだが、そのうち年に2回は会社がテーマを指定する。
その一つがサンクストピックスである。
何をするかというと、ありがとうと言うのである。
自分たちのチームの成果は必ず他のチームの日頃の支援があってこそ。
このトピックスを作っていると、実は自分たちの活躍に多くの人の助けが関わっている事に気がつくのである。
そんな仲間にありがとうを改めて言う。
各チーム、凝りに凝ったスライドでありがとうの声が渦巻く。
たった40分ほどの時間だが、数百回のありがとうが飛び交うのである。
僕はそんな時間の社員の顔が好きだ。
僕は最敬礼されてしまった。
僕の信念に、笑顔が渦巻く会社に不況は来ない、というものがある。
みんなが笑顔を失っていくこの時代だからこそ、輝く必要がある。
そうしていれば、人材が集まり、商材が集まり、機運も集まってくる。
すれば自分のところは好景気になる。
そう、景気っていうのは作るもんなんだ。
2009年11月05日
沢登り
最近は内容すら公開できないような重要な対策業務ばかりいただいていて、なかなかブログをアップできないので僕のプライベートについて書いてみます。
先月は社員の子達と沢登りに行ってきました。
沢登りとは沢伝いに山頂を目指すことです。
多くの山は登山道が整備されておりますが、そういう道を上って山に行くのは僕はあまり好きではありません。
むしろ道無き道を歩んで山頂に至る沢登りみたいな遊びがとても好きです。
カルモアの社員の子は日頃そういう仕事している事が多いせいか、そういう志向を持った子が多いように思います。
前泊のテント場での様子。
初心者二人はロープワークの練習中です。
自分の安全は自分の責任で確保する。

山の世界では当たり前のことですが、街に出ると安全管理はその土地の所有者だったり、その建物の管理者だったりします。
僕はその考えがすごく嫌いです。
自分の人生は自分が決めるように、自分の安全も自分で管理できなければ、ビニールハウスの栽培野菜と同じような人生しか歩めません。
早朝、テントをたたんでいざ川に。

今日の川は福島県の阿武隈川。
僕らがいるところからだと、山頂まで滝が11ヶ所あります。
多くは10m〜15m(ビルの3〜5階)
一つだけ30mの滝があります。(ビルの10階です)

山岳登攀(とうはん)は下手すると命を失う遊びですので、非常に多くの決まり事があります。
・各人がしっかりと技術を身につけていること。
・パーティーの安全管理手順をしっかりと守ること。
・他のメンバーがそれをしっかり守ることを信頼すること。
これってそのまま仕事に当てはまります。
15m級の滝であれば僕は確保無しで登ります。
登ったところでザイルをセットしてセカンドへ。

沢登りは山岳登攀と同じ技術を用います。
自分の体力を過信せず、自分にできることをしっかりとやっていくことが大事。
そして、後続の命を預かるのは僕です。
社員の命を預かる、いや、他人の命を預かるということ。
それは本当に良い経験です。
高い山の沢は本当に美しいです。
ここに流れる空気は僕の一つの原点です。

9個目にとうとう30m滝にアタックです。
この時ばかりは僕もランニングビレイというものを取り、後続に自分の命を預けます。
人に命を預ける、いや、社員に命を預けるってのはちゃんと経営してないととても怖いことです(笑)
この滝は20mほどのところにかなり難しい切り返しがあり、そこで少し苦労しながらも何とか登攀成功。

1時間近く掛けて順番に登り切ります。
考えても見てください。ビルの10階の高さの滝を自分の手と足で登る。
怖い? 違います。 その怖さに打ち勝つことが大事です。
その怖さを乗り越えないと見られない世界はいっぱいあります。
リスクを取って大きな成果を出す。
今の多くの人に全くできていないことですね。
30mを登り切った気持ちを共有することも大事、その大騒ぎの中でふと目に入った景色にみんな黙ってしまいます。

その気持ち、ずっと大切にして欲しいな。
秋はキノコ取りの季節です。
これはヌメリスギタケ。味噌汁にすると最高に美味しい。

こういう世界もどんどんと知って欲しい。
流木を集めてさっとたき火。
沢で濡れた体が暖まります。
どんなに濡れている木でも絶対に火を付けられる方法があります。

役に立つこともあるでしょう。
そして源流。
岩の間から垂れる滴をカップに入れて飲む。

本当に美味しい水ってこういう水なんだということを知って欲しい。
色々書きましたが、自然は常に止まることなく変化をしていきます。
それに合わせて多くの生物も変化をして生きています。
そしてそれは人間も一緒です。
社員の子に知って欲しいのは、人間も自然の一部だということ。
今の社会はそれに抗おうとして進んでいきます。
しかし、本当は違います。
一人一人の人生も、休むことなく最後の日に向かって進んでいるのです。
それが心から理解できたとき、人生の価値観、仕事の価値観が変わることでしょう。
2009年09月28日
養鶏場の脱臭対策〜消臭剤編〜
2009年09月07日
住まいとカビと病原性
2日目にパーティーの1名が大けがをして、救助隊が派遣されるなど波乱含みの展開になって、ヘトヘトになって帰ってきましたが、本当に貴重な経験ができました。
詳細についてはTSNの方で書いております。
さて、今回はお知らせです。
弊社が、カビの分析を委託している、千葉大学ベンチャー株式会社ファーストラボラトリーズの代表取締役宮治誠先生、専務取締役西村和子先生による、住まいに発生するカビについての書籍が発売されました!
「住まいとカビと病原性」
と題しまして、医真菌学会をリードしてきた千葉大学名誉教授2 名がこれまで蓄積してきた知見を一気に公開しております。
内容といたしましては
・住宅に発生するカビの中には人体に有害なカビ毒を生産する菌種がいる!?
・どのカビが喘息やアレルギーの原因になる!?
・住宅・オフィス・物品に発生したカビの種類は?
・有効なカビ対策とは?等々。
カビにお困りの方や、カビが原因かもしれないアレルギー症状にお困りの方。もしくは、カビで困っている方に困っている方。
この本は、一般の方のみならず、建設業界、不動産業界、空調設備業界、輸送業界の方々にも役立つ情報が盛り沢山記載されています。
この機会に是非、カビに詳しくなってみてはいかがでしょうか。
◆「住まいとカビと病原性」 宮治氏 西村氏著 八坂書房 定価7,800 円

2009年08月17日
お盆の仕事と遊び
多くのオフィスがお休みになる中、ゼネコン・サブコンが行う様々な補修工事、及びメンテナンスにたくさん駆り出される大忙しの時です。
今年は特に大規模な商業ビルからたくさんメンテナンスの依頼をいただきました。
その一つ、東京駅前にある丸ビル様。
当ビルは、室内の空気環境の向上を目的に、酸素クラスターイオン除菌・脱臭装置を導入していただいております。
中の様子はお見せすることができませんが、作業員3名が一日汗だくになって当装置をピカピカに磨き上げて再稼働いたしました。
金曜日の夜は、若手社員の男性ばかりが集まって我が家へ。
僕は仕事に関してはまったく男女を差別しません。
うちの社員も女性が半分を占めるのは実力主義の結果、そうなったから。
その中で男性ばかり集まると、いかがわしい展開となりがちですが、まあそういうのはお友達とやってもらうとして、今回はサッカーをやりました。
そう、ウイニングイレブン大会です。
僕もゲームはドラクエとファイナルファンタジーは全シリーズこなしているほど好きですからサッカーゲームといえど得意です。
朝の6時まで延々と大騒ぎしてやりました。
写真はゴールを決めるムラオカ選手(笑)右のウイングです。

こうやって若い社員と遊ぶことはすごく大事だと思うようになりました。
僕自身は性格的に一匹狼なところが強いので、仕事のモチベーションの維持は連帯感とかコミュニケーションというものより、自身のプロフェッショナリズムから発露するタイプです。
だからこそ、成功してきたと思っていますが、全員が全員それができると思うほど若くもありません。
中には、僕とそうやって遊ぶことで、何かのつながりを感じて、一つ歩みを進めてくれる人がいてもそれはそれでいいのです。
実際やってる最中は、そんなことは完全に忘れて単なる負けず嫌いと化していましたが。
2009年08月14日
管理者のいらない社用車運用法
先日、ピカピカに磨き上げられたレガシーが納車された。
18インチアルミの扁平タイヤに、ターボエンジン。
女の子を乗せてデートしたらとても素敵な車だが、これでも社員の営業車である。
通常だったら、カローラなどの営業車を買うものなんだろうが、これからの時代はちょっと違うと思う。
社員から見て、価値のある利用制度を確立し、管理費用、及びコストを下げる子とを考えた方がこれからの環境的な経営につながると思うのだ。
まず一つめとして、土日の車が空いている日は個人使用を可能とした。
我が社のオフィスは東京都心にあるため、ほとんどの社員が東京に住んでいる。東京は家賃も高く物価も高い。駐車場も高いので、若い社員で車を持っている社員は少数だ。
僕のように釣りや登山が趣味だと、車はなくてはならないが、そうでなければたまに使える車があればいい。
社員にとっては、その車を維持する費用が浮く分、実質的に可処分所得が高まり、社員の金銭的余裕は高まる。
但し、土日の使用には一つのルールを授けた。
それは洗車と車内清掃をして返却するということ。
現在、我が社の社用車は毎月1回当番制で洗車と車内清掃をやっている。
会社の車なんて、誰が喜んで洗うだろうか。
当番制にしないと、やってくれないので義務として定めるしかないのだ。
当然、その時間も給与は支払うのである。
しかし、土日に使用できるのであれば、話は変わる。
使った社員は喜んで洗車して来てくれる。
女の子とデートなんて話になれば、一所懸命に洗車して、車内清掃をしてくれる。
しかも、それを給料がかからない時間にやってくれるのである。
また、そのような意識が無意識に残るために、日頃の業務使用でもみんな丁寧に扱う。
仕事上、ニオイや細かいゴミですぐに汚れてしまうからだ。
ハイエースなどの営業車だと、意識も低いためどんどんと汚れてしまう。
ところが、レガシーはみんな気を遣って使うからとてもきれいだ。
ということは、いつか売るときも高く売れるということにもなる。
乗用車ではなく、商用車を買って安くできるコストは百万円。5年乗れば毎年20万円である。
その20万円を負担して得られるメリットを考えれば、僕はどんどんとこっちの方向性で考えていこうと思う。
管理は毎月1回、経営管理部の人間が点検をするだけ、でいい。
2009年07月21日
2009年07月13日
牛乳腐って厳しい臭気
皆さん小学校で経験した人多いのでは。
あの臭気、低級脂肪酸臭と低級アルデヒド臭の混合臭です。
雑巾の糸の中には微生物がびっしり生息しています。
歴戦の猛者であればあるほど、微生物の生息量もすごいのです。
そこに牛乳という健康的で安全でとても栄養価の高い液体が染みこむと、微生物は大感激して大繁殖します。
そうして微生物が分解した結果、例の臭気がどっと生成されて発生します。
最初はアルデヒドが多く、時間と共に低級脂肪酸が増します。
おえっとくるのは低級脂肪酸ですね。
そんな話をさせていただきました。
http://www.excite.co.jp:80/News/bit/E1247152867845.html
2009年07月09日
活性炭のコスト削減ビジネス(CO2削減)
この度、7月1日より活性炭コスト削減ビジネスを始めました。
本ビジネスの特徴として下記の通り
・水蒸気とオゾンの力で強力に酸化反応を起こすODS触媒を開発
・超低コストに大容量オゾンを生成する技術を持つエコゾン社と提携
上記の2つの技術を融合させた技術が、ODS脱臭技術です。
脱臭原理
1.悪臭臭気とオゾンガスを混合し、ODS触媒に吸着させます。
↓
2.触媒表面上では、空気中の水蒸気ガスとオゾンが反応し、ラジカル化されます。
↓
3.そのラジカルが悪臭成分を酸化分解します。
↓
4.平行してオゾンも悪臭成分と酸化反応を起こし、分解します。
上記テクノロジーで、活性炭吸着による脱臭装置の交換寿命をを大幅に延長することが可能です。
例えば、スチレンなら20倍、硫化メチルだと15倍の延長ができます。
また、排水処理、ディスポーザー処理、動物飼育臭などに対し、大きな効果を発揮します。
実施は非常に簡単で、既存の活性炭脱臭装置の活性炭をODS触媒に入れ替え、装置全段にオゾン発生装置を取り付けるだけです。
これだけで年間のランニングコストを大きく引き下げることが可能です。
そして、活性炭は炭素原子純度の高い固まりです。
炭素原子記号はCで、活性炭を燃焼させたときに酸素が結びつき、CO2になります。
年間に10tの活性炭を削減すると、36tのCO2を削減したことになります。
また、活性炭の製造時、再生時にボイラーで賦活を行いますが、その際にも燃焼ガスのCO2が発生します。
いずれにせよ活性炭の使用量を減らすことは、CO2の排出を削減できるということになります。
これでまた地球の空がきれいになります。
ODS技術の普及を願い、ここに発表します。
詳細は
活性炭コスト削減ビジネスのご案内資料をご覧ください。
2009年07月03日
戦艦大和ノ最期
最近、実家に呼ばれたので行ってみると、子供の頃の通信簿や様々な学校関係の書類がどっと出てきたらしい。
家に持ち帰り、懐かしく広げる。
通信簿に関しては、絶句。本当に落ち着きのない子だったんだなぁ、と通信欄を読んでの感想。
小学校6年生の通信簿に、読書が好きでいいことですって先生からの言葉。
俺、小学生から本なんか読んでたんだ・・・。そう思った。
高校生の時に600冊超を図書館から借りて卒業式で表彰されたことがあった話は前にどこかで書いた。
ほとんど授業中に読んでいたのでおかげで大学には行けなかったけど、その代わりとても大きな表現力、感受性、文章力が身につき、今の自分を作り出している。
今回、驚いたのは中学生の時から本ばかり読んでいたこと。中学校の図書借り出しカードがたくさん出てきて、数えてみると300冊近い本を読んでいたのだ。あれ?俺はそんな子だったっけ?
学校が終わったあとは悪友と遊んでばかりいた記憶しかないから、いつ読んだんだろうと疑問に思ったが、すぐに授業中に読書していたことを思い出して一人で失笑。まあ、成績悪いわけだと納得。
カードの本の名前を見れば、読んだことある本だという記憶はある。
だが、高校生の頃の記憶と相当ごっちゃまぜになっていた。
一つ、気付いたのは中学生の時は、戦争物の本が本当に多かったこと。
確かに戦争物の勇ましさや空しさ、やりきれなさの世界に没していた時代がある。
今の僕の中には、人間という生物に対するどうしようもない絶望感が揺るぎなくある。
これは間違いなくこの読書時代に確立された。
カードの一つの題名に、なぜかもう一度読んでみたくなった本があった。
吉田満の「戦艦大和ノ最期」
そこでブックオフで探して買ってきて、昨晩3時間ほどかけて読んだ。
読んで思い出したのだが、中学生の時だけでなく、高校生の時にも読んだことがある。
特攻という現実を前に、生きる男の物語に何度も目頭を濡らし、感動を覚えた記憶があった本だ。
だけど、今の自分はそう思えないだろう。そう思ったから買ってきたのだ。
そして、読後はやはり怒りに包まれた。
戦争への嫌悪的な怒り、アメリカへの怒り、無謀な作戦への怒り、そんなものではない。
あの先の戦争であれだけの悲しみと憎しみを生み出し、そして何も得ていない今の人類への怒りである。そして人間という愚かな存在に対する怒りである。
昨日は全国の代理店が集まるとても重要な会議で、心身ともに疲労していたのだが、あまりの我が身の怒りに一睡もできなかった。
我の感受性、未だ烈火の如く。
今まで人に読書は勧めたけれど、この本を読めというような感じで強く薦めたことはあまりしなかった。
自分が感動した本だから他人も感動するというのは間違っている、と考えるからだ。
むりやり読まされたってその人の血肉にはならない。
人と本の出会いも、人と人の出会いも変わらない。
人生を力強く生きる人は、必ず良書との出会いがある。
必要な瞬間に良い本と出会う人は良い人生を生きる。
だけど、あえてその禁断を破ろう。
梅雨の一時、考えてみて欲しい。
64年前の日本の海に散った男達。
彼らが描いた未来は、今のこんな日本だったのか。
日米両国の死者に合掌。





